ソラマメブログ
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Haruka McMahonです。

九龍SIMに魅せられセカンドライフにやってまいりました。

Kirin先生のメガネ教室で講師をしております。

Kira Japanのコアスタッフになりました。

九龍にてメガネ屋Regicat営業中。
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2015年12月01日

セカンドライフで作る - 学校を作った話

 こちらは、セカンドライフ非技術系 Advent Calendar 2015 - Adventar の一日目の記事です。
 さて。私がセカンドライフで作った――というか作るのに参加したものといえば、何といっても「メガネ教室」であります。

 メガネ教室はもともと、眼鏡屋シリアスギグルのオーナー、Kirin Xenoさんが始めた小さなものづくり教室でした。メッシュはおろかスカルプトプリムですらあまり普及していなかった頃、セカンドライフでのものづくりといえば、通常プリムを工夫して組み合わせて、というのが主流でした。そのやり方を教えてくれるのがこの教室だったのです。

 私がセカンドライフをはじめた2007年の秋、この教室の2期・3期授業が行われ、私も参加することでまがりなりにもメガネのようなアバターのアクセサリを作れるようになりました。そして翌年の年明け早々、「教室参加者が増えたため、講師をやってくれる人を募集する」とのアナウンスが。

 当時の私はといえば、世間一般の「セカンドライフ(笑)」なムードにうんざりしておりました。言及すらされなくなった(汗)最近と違い、まだセカンドライフという言葉が新鮮だった頃。やれアバターがキモい(いやまあ否定はしませんが、それでも日本人の作るそこそこ質のいいスキンが出てきてましたよ)の、電通がブームを捏造してるの、言われ放題。
 今にみてやがれ、いつかセカンドライフすげえと言わせてやる、とこぶしを握り締めるものの、自分ひとりがちょぼちょぼと何かつくったところで、それでセカンドライフがすごいといわれるような世界になるのは到底ムリ。だったらどうする?

 答え。作る人を増やせばいい。

 そんな考えで教室の講師候補生に応募しました。2週間ほどの即席講師養成講座を受講し、Kirin先生から「人に教える技術」を教わりました。説明をコンパクトにまとめる訓練、1つのテーマを異なる切り口から解説する訓練、生徒からの反応をうまく引きだすコツ、などなど。ものづくりの技術以上にためになる話ばかりで、この講座を受けて以降、リアルで人前で話すのが苦手だった私が、堂々とプレゼンなどをこなせるようになったというほどすごいものでした。こうした技術を教えてくれたKirin先生には、今でも頭が上がりません。

 ともあれ、へっぽこながら講師の肩書きを得て、教室でドタバタすること数年。
 気がつけば、なぜかメガネ専門店というニッチな市場が日本人コミュニティの間に生まれていました。それは、日本人クリエイターを集めたモールイベントで眼鏡の専用ブースが作られるほど偏った状態に……もとい、日本人ユーザーの商品がセカンドライフにおいてかなりの存在感を持つほど、厚いクリエイター層が生まれていました。もちろんすべてがメガネ教室の成果というわけではありませんが、それでもある程度はその状況に寄与することができたのは、私の誇りでありセカンドライフ体験の根幹です。

 でもまあ、相変わらずセカンドライフすごいとは言ってもらえないんですけどね(;´Д`)


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Posted by Haruka at 03:57│Comments(0)School
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